有田公民館で演奏会を開きました!
5月23日(月)に福岡市西区の有田公民館で篠笛とマリンバの演奏会をさせて頂きました。
来場の皆さんの中に知っておられる方がおられました。10年以上前に篠笛教室に在籍していたご夫婦の方でその方々は、今でも笛を吹いて子供たちに和太鼓と一緒に教えているそうです。
演奏会は、前回と同じくまず篠笛の独奏から始めました。「京の夜」「ひえつき節」「笛吹童子」を吹きました。特に笛吹童子は、懐かしがる年配の方々から好評でした。
そしてマリンバの独奏では若菜さんがアフリカの担ぎ太鼓(ジャンべ)を叩き特殊な笛を吹きながら入場するという度肝を抜く構成でマリンバの演奏が始まりました。
マリンビスト(マリンバ奏者の総称)若菜さんが「アフリカーナ」と「かえる」という2曲演奏して第1部が終了しました。休憩中に公民館の主事の方に話を聴くとこれだけ文化の異なった個性的な楽器がどういうコラボレーションをするのか興味津々だったそうです。
そして10分休憩後に第2部に入りました。
1曲目は、五木の子守唄と荒城の月をメドレーで演奏しました。これも有名な曲なので題名は言わずに演奏しました。
2曲は、日本の曲のメドレーで若菜さんの「この道」など日本の曲を古今東西、それこそ江戸時代のはやり歌で現代では民謡として知られる「尾鷲節」昭和30年代の流行歌「島のブルース」長崎県の民謡数え歌の「でんでらりゅうば」最後は、江戸時代から伝わる「江戸寿獅子」を続けて演奏しました。
公民館の主事の方は、学生時代に打楽器をやっていたということでどういう譜面で叩いているのか?興味津々だったそうで後で若菜さんに尋ねてこられましたが、若菜さんが全部頭の中で暗譜していると聴いて驚かれていました。
3曲目は、ジブリの曲を演奏しました。これも有名な曲なので題名は言わずに演奏しましたが、「もののけ姫」と「君をのせて」を続けて演奏しました。一番若いと思われた主事の方が一番喜んでおられたようでした。
4曲目は、能管を使った古典曲からオリジナル曲の「夜叉」 皆さん、能管を始めて訊く方が多くその由来などにも興味を持たれた様子でした。
最後は、これもリクエストが多い「コンドルは飛んで行く」
そしていったん終わったあとに主事の方が観客の皆さんに感想を聞こうとすると皆さん目をそらされて恥ずかしそうにされて会場がシーンとなりました。
アンコールは、福岡民謡の「黒田節」を演奏。私の方が間違ってエンディングに入るところを再びテーマ曲に戻るというミスをしてしまいましたが、そこは若菜さん!何事もなかったのごとくエンディングに持っていってくれ無事に終了しました。
そして終わると、さっきまで借りてきた猫のようにおとなしかった観客の皆さんが一気に私たちに二人に押し寄せ色んな質問をするという事態に。演奏者としては嬉しい限りです。有田校区の皆さんありがとうございました。