Q1. 今まで楽器の経験がないのですが、大丈夫ですか?
A1.実は私も始めた当時は、楽器経験はありませんでした。ただ音楽を聴いたり歌ったりすることは好きだったので、なにか楽器が出来たら楽しいだろうなあと思い始めました。始めてみて篠笛は、楽器経験がなくても大丈夫と感じました。
Q2.譜面が読めないのですが、大丈夫ですか?
A2.実は私も譜面を読めません。篠笛を始めた時にオタマジャクシを読まないでいいのならやってみたいと思いました。それで始めてみるとドレミを番号で表すやり方だったので譜面音痴の私にも違和感なく取り組みました。
Q3.どのくらいで演奏できるようになりますか?
A3.個人差があるので何とも言えませんが、篠笛はフルートみたいにマウスピースがありません。なので口でそのマウスピースの代りをすることになるのですが、口笛を吹くのを練習するのに似ているかもしれません。しかし、この音を出すことが出来るようになると色んな曲が吹けるようになります。余談ですが、この口を動かしたり調整する動作は、脳がとても活性化し若返ると言われています。ある程度練習して曲を吹けるようになった達成感は格別です。その過程も有効なものになると思います。
Q4.どんな曲が吹けるようになりますか?
A4.日本の唱歌・民謡・歌謡曲など沢山あります。楽器の性質上、篠笛で演奏しやすい曲としにくい曲がありますが、吹いてみたい曲がきっと見つかると思います。例えば、私の場合年齢が60歳以上の方々の前で吹くことが多いのですが、民謡・唱歌では「津軽山唄」「刈干切唄」「ひえつき節」「青葉の笛」「笛吹童子」などが喜ばれます。また、ポップスではサイモンとガーファンクルの「スカボロフェア」「コンドルは飛んで行く」「ルパン三世」などがあります。これはほんの一部です。
Q5.篠笛はいくら位しますか?
A5.プラスチックの笛は、2000円位からありますので最初は、こちらを勧めております。習う前にいきなりプロが使うような高い笛を買う方がいらっしゃいますが、人によっては指穴が大きすぎて押さえにくかったりすることがあります。まずは、ある程度吹けるようになってから笛の特徴を調べてから買うのをお勧めします。また、笛にも唄笛、ドレミ管、古典調子という種類があります。古典調子以外は、現代曲や唱歌も吹けるようになっております。
Q6.肺活量がないのですが、大丈夫ですか?
A6.はい。大丈夫です。息を吐くというのは、横隔膜を上下に動かして息を吐くのですが、この動作が大きい場合、肺活量が大きくなり小さくしか動かしていない場合は、息の出る量が少なくなります。なので意識して横隔膜を動かす練習をすると肺活量が大きくなってきます。仰向けになって息を吐いたり吸ったり笛を吹いたりすると横隔膜を大きく動かすコツがわかってきます。
Q7.練習時間はどのくらい必要ですか?
A7.まず、1日5分練習することをお勧めします。勿論、これ以上練習することもいいですが、毎日つづけることが大事です。練習というものは、少しづつ自分の深い意識に植え付けることが大事になるので続けているとある日上達していることに気づいたりします。ある日は良く練習する、しかし、それから1週間も休んだりというと潜在意識は、忘れていますので身につきにくいことになります。少しずつでも良いので練習を習慣ににするのが1番良いということです。
Q8.将来ボランティアで演奏したいと思っていますが、篠笛の演奏は喜ばれますか?
A8.はい。篠笛の音色は、初めて聴いた方でもどこな懐かしさを感じさせます。やはり祭囃子や獅子舞などどこかで聴いたことを無意識が知っているので馴染みがあるのではと思います。そして懐かしさを感じされる「ふるさと」「島原の子守唄」「みかんの花咲く丘」などとても喜ばれます。
Q9.和太鼓グループに所属しています。和太鼓の曲に合わせた演奏ができるようになりたいのですが?
A9.私も和太鼓の応援で何度も吹いたことがありますが、和太鼓がリズム楽器なので笛の音を曲にかぶせるだけで曲そのものが引き立ちます。吹き方のアドバイスが出来ると思いますので是非ご相談下さい。私の曲で和太鼓とのコラボで作ったのがありますので良かったら聴いてください。